wasabiNY

英語圏の音楽を中心にお届けします。海外メディアに埋もれている情報などゆるゆると。ちなみにNYは行ったことありません。

18歳Ché Chestermanの独壇場。The X Factor Boysカテゴリー

Girlsに続いて6人の男性陣が出そろったThe X Factor UK 2015。あまり注目していなかったカテゴリーだけど、全くジャンルの違う6人が残って面白くなってきました。まず、会場を圧倒的にわかせたChé Chesterman(チェ・チェスターマン)。

① Ché Chesterman(チェ・チェスターマン)

25歳以上のOversカテゴリーかと思いきや、なんと彼18歳(笑)。まじか。若く見て38くらいかと思った。声も歌い方も成熟していて、動画では分からないけれど、おそらく声量がすごいんだと思う。冒頭からSimonが真顔で「Wow!」と驚いています。審査員総立ちの快挙。スティーヴィー・ワンダーのような古き良き音楽を業界でリバイバルさせたいそうです。

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② Ben Clark(ベン・クラーク)

25歳。この声好きだなー。ずっとバラードを歌い続けて審査員と観客に飽きられるのが、この手のタイプがよく陥るパターン。これで突然ラップとかしだしたら最高なのだけど(笑)

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③ Mason Noise(メイソン・ノイズ)

ヒップポップ系(ポップ強め)といえばこの人。Make some noise(直訳すると「声をあげる」だけど、ガンガン行こうぜ的なニュアンス)を早くいうとMason Noiseという名前に。EMINEMが自分のイニシャルM&Mを「エミネム」としたのと同じタイプですね。

強気な態度は良いのだけど、ちょっとやりすぎて面倒くさい系になり、その場で脱落を言い渡されます。理由は、自分の審査が放映でカットされることに苛立ち、観客に向かって、「録画して広めていいぜ」って言っちゃったんですね。「そんなこという権利はお前にない」とプロデューサーでもあるSimonがカチン。しかもパフォーマンスには、どこからかラッパーも連れてきてカオス(笑)。というわけで、彼は脱落したものの、6人に入ったTom Bleasbyが辞退したため、繰り上がり合格となりました。

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ちなみにTom Bleasby辞退した理由は、今までベッドでしか歌ったことがなくて、次に進むには準備不足と考えたからだそうです。ベッドだけでここまで来られるってすごいな(笑)

もののけ姫の米良さんを思い出す彼

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④ Josh Daniel(ジョシュ・ダニエル)

最初のオーディションでLabrinth「Jealous」を歌ってSimonを泣かせた彼です。Emeli SandeのClownを歌うとは、選曲上手ですね。白いTシャツが似合いすぎてそれだけで合格にしたくなるわ(笑)

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⑤ Seann Miley Moore (ショーン・ムーア)

オーストラリア出身のオネエ系。もう一人オネエ系がいたけど、彼がうますぎて脱落しました。IKKOさんを思い出せる、この世界共通のスタンダードはなんなんだ(笑)

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⑥ Simon Lynch(サイモン・リンチ)

いつも意外な選曲で勝負してくる23歳。彼はパフォーマンス自体よりも、椅子に座ってから、今度こそ自分がきられるんじゃないかと幾度も死にそうな顔をしてたことの方が印象に残ってる(笑)

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今夜はOversと残ったGroupsの審査ですね!楽しみー☆