人気沸騰中のオーディション番組「The Voice」ルールまとめ
オランダ発祥のオーディション番組「The Voice」が全米・全英で人気急上昇中です。全米ではすでにThe X FactorやThe American Idolを凌ぐ人気で、先日、シーズン9が終わったところ。イギリスでは今週末から新しいシーズン(The Voice UK 2016, Series 5)が始まったところです。
最初のラウンドは声だけで審査をするため、他のオーディション番組よりも、個性的で記憶に残る声の持ち主や、歌唱力のある人が見た目に関係なく選ばれやすい点が特徴的です。
①The Blind Audition /ブラインドオーディション
最初のラウンドはブラインドオーディション。審査員は歌い手を見ることができず、歌声だけで判断します。「ぜひ自分がコーチしたい!」と思った場合はボタンを押して振り返ることができます。ただし、コーチは12人(※シーズンによって異なる)までしかチームに入れられないので、計画性をもってボタンを押さなければなりません。複数のコーチが振り返った場合は、歌い手が自分のコーチを選ぶことができます。
②The Battles/バトルラウンド
ブラインドオーディションを通過したら、今度はコーチ(審査員)が自分のチーム内の2人をデュエットさせます。次に進めるのは一人だけ。つまり、ブラインドオーディションを通過しても、ここで半分が脱落することになります。ただし、「Steal(盗む)」ボタンが存在し、落とされた人を別のコーチが自分のチームへ「盗む」ことができます(シーズンによりますが、1人か2人)。
③The Knockout/ノックアウトラウンド
ここで再び、同じチーム内の2人が対決。今度は候補者が自分で選曲し、ソロでアピールします。進めるのは片方だけ。半分が落ちます。
④The Live Playoff
ここからは他のオーディション番組と同じように、毎週、LIVE SHOWを行い、視聴者投票によって勝ち進む人が選ばれていきます。このラウンドで4人まで絞り込んで決勝へ。
⑤ Finale/決勝
決勝では残った4人が数曲披露する他、スペシャルゲストとのデュエットも楽しめます。最後に4位から優勝者までまとめて発表するスタイルです。