ブラインドオーディション番組「The Voice」で審査員を騒然とさせたJordan Smith（ジョーダン・スミス）の美声がすごい
The X Factor UK 2015が決勝を終えたところですが、人気急上昇中のオーディション番組「The Voice」のUS版も明日優勝者が決まる予定です。The Voiceについてはまた次の記事にでも詳しく書ければと思いますが、今シーズン話題を独占しているのが弱冠22歳のJordan Smith（ジョーダン・スミス）です。いくつオーディション番組をやっても、出てくるんですよね。こういうレベル違いの美声が（笑）
毎回スタンディングオベーションどころか、まだデビューもしていないのにBillboard Chartにランクインしてしまうほどです。どんな美声なのかご紹介します。
Jordan Smith: Sia "Chandelier"
まずは全米が彼と出会ったパフォーマンスから。The Voiceは番組名にもあるように、「歌唱力」を一番大切にするため、第一ラウンドはブラインドオーディションを採用しています。審査員は歌い手を見ることができず、歌声だけで判断するんですね。「ぜひ自分がコーチしたい！」と思った場合はボタンを押して振り返ることができます。ただし、コーチは12人までしかチームに入れられないので、計画性をもってボタンを押さなければなりません。複数のコーチが振り返った場合は、歌い手が自分のコーチを選ぶことができます。このパフォーマンスでは全員がボタンを押し、Jordanはアダムをコーチに選びました。
男か女か分からない、もはやどっちでもいいやと思うような美声。中性的で非常に幅広い音域が特徴的です。とにかく耳に心地よくて、ずっと聴いていられます。
Jordan Smith: Leonard Cohen "Hallelujah"
毎回素晴らしいのですが、TOP10まで残った彼が歌った名曲「Hallelujah」。非の打ちどころがなさすぎて何も言うことありません。ごちそうさまでした（笑）
この曲のダウンロードはBillboard Chartでも61位にランクイン。まだデビューしてなくてですよ？すごすぎる…。
Jordan Smith: Queen "Somebody to Love"
もう一曲、紹介したいのが先日の準決勝で披露したQueen「Somebody to Love」。Queenファンはフレディ・マーキュリーの再来に大興奮間違いなしです。シルエットこそ全く違うものの（笑）、目を閉じたら完全にフレディではないですか！Queenのカバーってみんな歌うし歌えるんです。でも、フレディを思い出せる人って本当に希少なんですよね。彼は思い出させるどころか、フレディなんじゃね？と二度見してしまうレベルです。これは大感動でした。
現地時間で昨夜決勝があり、現地時間の今夜結果発表です。もはや「ジョーダンが負ける可能性はあるのか？」という強気なタイトル記事が出ているくらいですが、どきどきです。
▼12/27（日）更新▼
無事優勝しましたー！！！
FinaleでUsher（アッシャー）と歌ったWithout Youもよかったです。安定の美声。
