ジョーダン・スミスに続くのは誰?The Voice シーズン10が開幕!
The Voice (US) のシーズン10が始まりました!Jordan Smith(ジョーダン・スミス)の優勝からわずか3ヶ月。月曜(2/29)から最初の関門、ブラインドオーディションの放送が始まっています。実力あるアーティストがいま一番集まるのは、The Voice USとThe X Factor UKだと思ってます。The Voice UKも放送中ですが、いまいちですね。やはり、良い候補者を集めるには審査員の質が命。The Voice USの審査員は引き続き、全員、現役で売れている最強ラインアップです。
Maroon5のボーカルで、バンドもソロ活動も乗りに乗っているAdam Levine(アダム・レヴィーン)、10代のデビュー以来、結婚・出産・離婚を経ても売れ続けるパワーシンガーChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)、独特のセンスでジャンルを超えた新しい音楽を作るPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)、グラミー賞に3回ノミネートされたカントリー歌手Blake Shelton(ブレイク・シェルトン)です。なんというバランス!彼らがメンターになるなら、出場したくなるよなぁ。
初週から実力派が続々です!早速気に入った3人をピックアップ。
Angie Keilhauer(アンジー・キールハワー)"I Hold on"
エルサルバドル出身の24歳。かっこいいー!普段、カントリーはあまり聴かないのですが、パンチが効いていてロックに近いですね。応援にきているうちの6人は姉妹らしい。大家族!
Mike Schiavo(マイク・スキアヴォ)"Talking Body"
21歳の逸材。売れそうな声ですねー。審査員は皆自分を選んで欲しくて、こじつけようと必死(笑)Marron5の大ファンだという発言にガッツポーズのアダムに続いて、「新しいことを学びたい」という発言にR&Bのファレルとカントリーのブレイクが立ち上がって食いつく様子が微笑ましい。彼が好きだというMaroon5 "She will be loved"のデュエットまで。結局、アダムがコーチに選ばれましたー!
Alisan Porter(アリサン・ポーター)"Blue Bayou"
高音がとても美しくて特徴的。34歳のAlisanは映画「カーリー・スー」で主人公を演じたという元子役女優。女優としてキャリアをスタートさせたけど、その後はパッとせず、荒れた日々も。素敵な旦那さんとめぐりあって子育てに勤しんでいたそうですが、本当は演じるよりも歌うことが好きで、今回チャレンジしたそうです。同じく子ども時代から注目を浴びて苦労してきたクリスティーナと意気投合してコーチに。
1週目の全ブラインドオーディションはこちらから観られます。これから毎週楽しみー!
Nellyのラップなし新曲「Die a Happy Man」がヒット!Nellyだと分かるのはHeyとYeahのみと話題(笑)
St. Louis出身の大御所ラッパーNelly(ネリー)が意外な新曲を発表して話題になっています。なんと、若手カントリー歌手のThomas Rhett(トーマス・レット)のヒット曲「Die a Happy Man」のカバーです。サンプリングしてラップするかと思いきや、最初から最後までラップなしー!おっとー!(笑)ずっと気持ちよく歌っておられます(笑)もはや「HeyとYeahしかNellyじゃない」と驚きの声が上がっています。
まずはThomas Rhettの原曲から
要は、君さえいれば僕は幸せに死ねるという激甘ラブソングです。カバーを発表するほどNellyはこの曲が好きだと考えると微笑ましい。恋でもしてるのかな(笑)
Nellyらしくアレンジされたカバーはこちら
カントリーからポップスに生まれ変わった感じだけど、Hip Hopではないですね。初週だけで3万5,000回ダウンロード。Nellyのこれまでの楽曲のなかでもスタートダッシュが3位と好調です。
カントリーとHip Hopの融合
カントリーとHip Hopのコラボが珍しくなくなってきたのはここ10年くらい。アメリカ中西部(カントリーの地位がとても高い地域)出身のラッパーが中心となって積極的に垣根を越えています。
Nellyのこれまでのコラボでは、カントリー界のレジェンドTim McGrow(Nelly - Over And Over ft. Tim McGraw - YouTube)やFlorida Georgia Line(Florida Georgia Line - Cruise (Remix) ft. Nelly - YouTube)が大ヒットしました。ミシガン州出身のEminemが2013年に発表した母親との確執を振り返る「Headlights」もカントリーとのコラボ。個人的にはこれが一番好きです。何度聞いても泣ける。。歌詞と一緒にぜひ見てみてください。
さすがにカントリーをラップなしで全部歌うのはNellyが初めてだと思いますが、本人としては何の違和感もないそう。「音楽は<カントリー、ラップ、ラップ、カントリー>と意識して作るものじゃない。自分の感覚にしたがって出来上がった曲がたまたまラップだったり、カントリーだったりするだけ。これからも中西部を代表して音楽をつくっていく」と語っています。
Nellyの曲を聴くと、楽しんでいる感じがすごく伝わってくる。純粋に音楽づくりが好きなんだろうなー。バトル・ラッパーだったことはないし、競争に興味がないと明言していますが、怒りがメインテーマのHip Hop界にこういう人材も必要ですね。
最後に、いつまでも色あせない大好きな2曲を。Nellyらしいメロディックな曲です。
Nelly "Dilemma ft. Kelly Rowland"
Nelly "My Place Feat. Jaheim"
なぜ抗議殺到?!Beyoncéの新曲「Formation」のメッセージ
Beyoncé(ビヨンセ)が糾弾されるのって初めてではないでしょうか。ルックス、歌唱力、ダンス、円満な夫婦・家庭と非の打ちどころがない無敵の歌姫ビヨンセが、ここにきてバッシングを浴びています。全米最大のスポーツイベント、スーパーボウル(アメフトリーグの優勝決定戦)のハーフタイムでのパフォーマンスを控えて、サプライズ発表した新曲PVがとても「政治的」だったからです。スーパーボウル当日に披露したのもその新曲であったことから、「スポーツの祭典を政治の場に使うなー!」「警察をバカにしてんのかー」「暴力を容認する気かー」と抗議が殺到。試合後にはデモ活動まで行われたほど。抗議は当然想定されていたはず。それでも、「みんなが大好きなビヨンセ」から一皮脱いで「嫌われようが、大事なメッセージを伝えるビヨンセ」に踏み切った彼女の勇断に私は感動したし、応援したいです。では、新曲の何がそんなに問題となったのでしょうか?
まずは新曲「Formation」のPVから。開始3秒でいつもと違う空気を感じるはず
NEW ORLEANS(ニューオーリンズ)と書かれた沈みかけのパトカーから始まるPV。そう、2005年8月末にのアメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナによって市の8割が冠水したのがニューオーリンズです。ブッシュ政権の当時はイラク戦争真っ只中。ニューオーリンズのあるルイジアナ州は兵の3分の1をイラクに送り込んでいたため、救済の人手が足りず、救援活動が大幅に遅れました。ニューオーリンズで車を持たない黒人貧困層は市内に取り残され、多くが犠牲となり、大混乱が続きました。メインで被災した地域が、アフリカン・アメリカンの貧困層が多く居住するところであったことから、災害対応だけではなく、人種問題、国内の貧富の格差にまで議論が発展しました。白人が居住する地域であれば、被害はこんなに甚大にならなかったのではないか、といった批判も相次ぎました。未だに国内に根強く残る、人種間の格差をこのPVでは訴えています。
PVでもう一つ取り上げているのは、警察によるアフリカン・アメリカンの射殺が多発している問題です。銃社会でない日本ではちょっと想像のつかない事態ですが、アメリカでは正当防衛のための発砲が容認されています。例えば警察が強盗犯を追いかけて乱闘になり、身に危険を感じた場合、その場で射殺しても正当防衛として罪になりません。しかし、近年問題になっているのは、正当防衛という名のもと、全く武装していない(銃ももっていない)アフリカン・アメリカンが警察により不当に射殺されているということ。2015年には武器を持っていないアフリカン・アメリカン102人が警察に射殺されており、他のどの人種よりも多い数です。同様に射殺された「白人」もいますが、「黒人」はその5倍だそうです。重要なのは、武装していないにも関わらず殺されているという事実です。銃社会のアメリカでは、確かに犯人が銃を持っている可能性もあります。銃を見せられたら正当防衛として撃たなければ、警察が殺されてしまうでしょう。しかし、実際には正当防衛とは呼べないような発砲も相次いでいます。例えば、万引きによって通報された18歳の青年Micheal Brownは、逃走を試みたものの逃げきれず、振り返って、追ってきた警察(白人28歳)の方へ歩んだところ、すぐ発砲されます。万歳で降参のポーズもとっていたとされますが、12発も撃たれ、その場で亡くなりました。彼は銃を持っていない黒人でした。2014年の出来事です。
PVの4:27では、無邪気に踊るアフリカン・アメリカンの少年に対して銃を向ける警察の姿と「Stop shooting us(私たちを撃つのをやめて)」というメッセージが写っています。
ビヨンセが国民的スーパースターに君臨してから、十数年がたちますが、自身のアイデンティティ「Black Pride(黒人の誇り)」をはっきり表現した曲はこれまでにありませんでした。新曲「Formation」でビヨンセがアフリカン・アメリカンであることを初めて意識し、脅威を感じた人も少なくないのかもしれません。抗議が殺到したスーパーボウルのパフォーマンス(1:33~)では、PV同様にアフロの黒人女性を従えて力強いパフォーマンスを披露しています。もっと複雑な背景や色んな言い分があるのかもしれないけれど、私はこの楽曲を行き過ぎとは全く思いません。「黒人」であるがゆえに不当に犠牲となっている人がいるのは事実だし、「Black Lives Matter(黒人の命を粗末にしないで)」を呼びかける活動をきちんと重要なムーブメントとして世の中に認識してもらう上で、彼女以上に適任で強力な後押し役はいないと思うからです。
この曲が以下のウェブサイトで無料配布されていることからも、彼女の覚悟を感じます。入力したメールアドレスにダウンロードできるリンクが送られてきます。スマホでもダウンロード可です。次のアルバムがますます楽しみになりました。
【最新】2016年の結婚式でかけたい洋楽【随時更新】
披露宴の選曲は気を遣いますよね。まさか別れの曲なんて使っちゃいけないし、かといって無難な定番ソングが続くのもつまらない。
以前、おしゃれなレストランで友人の誕生日を祝ったとき、バースデーケーキがBackstreet Boysの「I want it that way」で持ち込まれたときには驚きました。失恋して発狂寸前の男の曲だから(笑)洋楽って「雰囲気」が出るから、あまり深く考えずに使っちゃうのかもしれません。
今年、結婚するカップルの参考になればと思い、ぴったりな最新洋楽をピックアップします。全く予定はないけど、私が今年結婚するなら候補に入れたいおすすめ曲です。随時、追加します♪
1. R. City ft. Adam Levine "Locked Away"
もし全部失っても、欠点が見えちゃっても、豪勢な暮らしをさせてあげられなくても、変わらず僕のこと愛してくれる?という可愛らしい曲。Maroon 5のSugarが昨年の結婚式で大流行でしたが、この曲のボーカルもMarron 5のアダムです。Sugar好きだけど、友人の結婚式でたくさん聞いてしまった、という人はぜひこちらをおすすめします。
If I got locked away
And we lost it all today
Tell me honestly, would you still love me the same?
If I showed you my flaws
If I couldn't be strong
Tell me honestly, would you still love me the same?
2. Sigala "Sweet Lovin"
もう僕に全て任せてほしい!!!大好き!!大好きが止まらない!!!みたいな幸せ絶頂な一曲(笑)乾杯の後の盛り上げにピッタリ!
Your sweet sweet lovin' won't you put it on me?
Keep me coming cos you're all that I need
You give me love, I give you everything that you want
As long as you love me
3. Ed Sheeran "Photograph"
ロマンチックな曲といえば全米でバカ売れのEd Sheeran(エド・シーラン)。新曲「Photograph」は、「愛と思い出がつまった写真を持ち歩けば、いつまでもそのときの気持ちでいられる」というほっこりソングです。写真を使うプロフィールムービーにぴったりですね。「70歳になっても変わらず大好きです」という曲「Thinking Out Loud」もおすすめ!
We keep this love in a photograph
We made these memories for ourselves
Where our eyes are never closing
Our hearts were never broken
And time's forever frozen, still
4. Omi "Cheerleader"
こちらはアゲアゲソング。俺だけのチアリーダーを見つけちゃったぜー!!お前しかいないぜー!!必要なときにいつもいてくれるぜー!!という単純明快なすがすがしい曲。歓談中の一曲に。
Oh I think that I found myself a cheerleader
She is always right there when I need her
5. Charlie Puth "One Call Away"
全米で大流行のイケメン、Charlie Puth(チャーリー・プース)から一曲。「電話一本でかけつけるよ、スーパーマンだって敵わないんだから」と絶対的な味方であることを歌い続ける王道ラブソング。PVでは片想い設定ですが、カップルで使っても全く問題なし。電話の先にいつでもいるという曲名から、遠距離恋愛を乗り越えたカップルに特におすすめしたいです。
I'm only one call away
I'll be there to save the day
Superman got nothing on me
I'm only one call away
6. Rachel Platten "Stand By You"
PVのドレスからも分かる通り、まさにウェディングを意識した最近のヒット曲。ハイトーンのハスキー声が耳に心地良いです。「私はずっとあなたの隣にいるよ。羽が壊れたら私のを使ってね。そしたら二人とも飛べるでしょ。だって、私はあなたの隣にいるから。天国を見つけられなくたって、地獄だってあなたとなら生き抜ける」そんなメッセージの力強い曲です。
And, love, if your wings are broken
Borrow mine 'til yours can open, too
'Cause I'm gonna stand by youEven if we're breaking down, we can find a way to break through
Even if we can't find heaven, I'll walk through Hell with you
7. Tori Kelly feat. Ed Sheeran "I Was Made For Loving You"
トリ・ケリーとエド・シーランのデュエット。重すぎず、でもしっとりした雰囲気にしたい人にはいちおしです。「分からないことだらけだけど、あなたを愛するために生まれてきたことだけは分かる」というロマンチックな曲です。彼女の声大好きー!
8. MAJOR "Why I Love you"
君を愛するわけは、君が僕を愛してくれるから、と単純明快なサビ(笑)R&Bのバラード好きにぴったりの一曲です。おすすめは歓談中かなぁ。
I found love in you
And no other love will do
Every moment that you smile chases all of the pain away
Forever and a while in my heart is where you'll stay
The X Factor UK 2位のReggie 'N' Bollieがレコード契約
昨年12月、The X Factor UK 2015でLouisa Johnson(ルイザ・ジョンソン)に続き準優勝したReggie 'N' Bollie(レジーエンボリー)が、審査員のSimon Cowell(サイモン・コーウェル)のレーベル「Syco」と契約したことを発表しました!やったー!
.@CherylOfficial is 'popping champagne' over THIS exciting @ReggieNBollie news! https://t.co/hzqgzmwbjS pic.twitter.com/Q4kn259b2n
— Now (@celebsnow) 2016, 1月 22
SycoにはOne Direction(ワン・ダイレクション)をはじめ、Fifth HarmonyやOlly Mursなど、歴代のThe X Factorファイナリストが数多く所属しています。
Reggie 'N' Bollieのアゲアゲなアルバムが楽しみです。この流れで5位敗退した4th Impactの契約も決まりますように…!!
Reggie 'N' Bollieの最初のオーディション(オリジナル曲 "Turn It Up")
人気沸騰中のオーディション番組「The Voice」ルールまとめ
オランダ発祥のオーディション番組「The Voice」が全米・全英で人気急上昇中です。全米ではすでにThe X FactorやThe American Idolを凌ぐ人気で、先日、シーズン9が終わったところ。イギリスでは今週末から新しいシーズン(The Voice UK 2016, Series 5)が始まったところです。
最初のラウンドは声だけで審査をするため、他のオーディション番組よりも、個性的で記憶に残る声の持ち主や、歌唱力のある人が見た目に関係なく選ばれやすい点が特徴的です。
①The Blind Audition /ブラインドオーディション
最初のラウンドはブラインドオーディション。審査員は歌い手を見ることができず、歌声だけで判断します。「ぜひ自分がコーチしたい!」と思った場合はボタンを押して振り返ることができます。ただし、コーチは12人(※シーズンによって異なる)までしかチームに入れられないので、計画性をもってボタンを押さなければなりません。複数のコーチが振り返った場合は、歌い手が自分のコーチを選ぶことができます。
②The Battles/バトルラウンド
ブラインドオーディションを通過したら、今度はコーチ(審査員)が自分のチーム内の2人をデュエットさせます。次に進めるのは一人だけ。つまり、ブラインドオーディションを通過しても、ここで半分が脱落することになります。ただし、「Steal(盗む)」ボタンが存在し、落とされた人を別のコーチが自分のチームへ「盗む」ことができます(シーズンによりますが、1人か2人)。
③The Knockout/ノックアウトラウンド
ここで再び、同じチーム内の2人が対決。今度は候補者が自分で選曲し、ソロでアピールします。進めるのは片方だけ。半分が落ちます。
④The Live Playoff
ここからは他のオーディション番組と同じように、毎週、LIVE SHOWを行い、視聴者投票によって勝ち進む人が選ばれていきます。このラウンドで4人まで絞り込んで決勝へ。
⑤ Finale/決勝
決勝では残った4人が数曲披露する他、スペシャルゲストとのデュエットも楽しめます。最後に4位から優勝者までまとめて発表するスタイルです。
アメリカンアイドルは終わったの?
オーディション番組の元祖「The American Idol(アメリカンアイドル)」がついに幕を閉じます。今年1月6日に始まったシーズン15が最後。今シーズンは毎週水曜夜7時(現地時間)に「さよならシーズン」として様々なサプライズとともに放送予定だそうです。
アメリカンアイドルが終わることになったのは、The X FactorやThe Voiceなどの競合番組の誕生と、番組の質低下による視聴率ダウンが原因です。良い審査員を確保できなくなった、これが一番の敗因だと思います。オーディション番組自体が飽きられたわけではないんですよね。事実、The Voiceは全米で大人気だし、スター性のある人が枯渇したわけでもない。力のある審査員がいなくなり、アメリカンアイドルで挑戦するメリットがなくなったのだと思います。
2002年に番組が始まって以来、2010年まではお馴染みの審査員Simon Cowell(サイモン・コーウェル)が牛耳っていました。プロデューサーとしての実績に基づいた辛口で的を得たコメント。毎シーズン、力のある候補者が選び抜かれて洗練されていく過程を見られたのは、彼の力が大きかったのだなぁと今になって思います。
サイモンが自身のオーディション番組「The X Factor」をアメリカでも始めることになってアメリカンアイドルを引退。明らかに番組の勢いがなくなりました。初代からの審査員のランディ・ジャクソンがいるうちはまだ何とかもっていましたが、面白かったのはシーズン12までかなぁ。13以降は途中までしか見ていません。審査員はただ褒めるだけ。ジェニファー・ロペスの美貌は拝めるけれど、オーディションとしては成り立ってなかったです。その間、The Voiceなど競合番組がどんどん力をつけて、候補者もそちらに流れ、悪循環。というところでしょうか。
それでも、オーディション番組が盛り上がったのは、紛れもなくアメリカンアイドルが先陣を切ったからで、感謝しています(誰)いや、本当に私の青春そのものなんですよ(笑)最初からずっと見てきて、シーズン5はアメリカ留学中に見て、孤独のなかの唯一の楽しみでした。終わってしまうのは悲しいけれど、その分、The X FactorやThe Voiceがバトンを受け取って頑張ってほしいです。
日本でもFOXでアメリカンアイドル最終シーズンが放送されますよー!今週末から始まって、毎週土日に放送されます。番組詳細はこちらから
私もゆるゆると見ようと思っています。
Kelly Clarkson "A Moment Like This"
アメリカンアイドル・初代優勝者のKelly Clarkson(ケリー・クラークソン)優勝直後のパフォーマンス。時代を感じる画質(笑)彼女は火事で家が全焼して、絶望のなか友人に薦められたオーディションに参加。文字通り人生が一変した、番組史上最強の「庶民」です。やっぱりいい声。